聡ちゃんの復活動画が出た8/12からちょうど1ヶ月前、私は仕事に行けなくなってしまった。
原因はわかっていて、それでも働いていた。これも経験だと言い聞かせて働いて働いて帰ったら声が出なくなってしまった。
まさか私が、と思いつつ接客業の私は声ありきの仕事なのでやむなくお休みを貰うことになった。
休んでも休まらなくてぐるぐると考えて、なんでこんなことしてるんだろうとさらに落ち込んで、食べることすら罪悪感を抱いて、夜が来て寝られなくても朝が来た。
夜が明けても辛いことを初めて知った。
そんな毎日を1ヶ月過ごした。
元気になった聡ちゃんと喜ぶSexyZoneのみんなは本当に希望の光に見えた。徐々に再開していくお仕事の様子も憧れだった。焦ってしまった。
パニックに陥ることも出てきてしまって浮いたり沈んだりを繰り返しながら少しずつ回復に向かっていった。
食欲が少しずつ戻って出かけることができるようになっても、声は全然出てくれなくてやっと出てもカスカスの囁き声だった。
そしてポプステコンをする頃には楽しむこともできてた。声が出なくても大笑いしたし HAPPYENDはキレちゃうほど最高だった。
初めて見るSexyZoneのコンサート、所々記憶が飛んでいる。それくらい楽しかった。
そんなうろ覚えの記憶に強烈に焼き付いている最終日の最後の菊池さんのコメント、「休んでいる時に何かを決断することは大変なこと」
それで全部自分で課していた罪悪感が吹き飛ばされた気がした。
休んでいる間たくさん考えて、学校選びより就活より自分を見つめ直して、しんどくなって落ち込んで、また考えて、憧れて、「私何してるんだろ」とまた自分を責める。
休むことが休むことにならないと知っている菊池さんが言ってくれた言葉が私が私を許すきっかけになった。
やっと『それでいいよ』を心の底から聞けた。
泣いていてもRUNを歌い切る聡ちゃんが出した答えの尊さに私も自分のことみたいに泣いてしまった。
翌日の朝、おはように音がのった。
嘘みたいな本当の話。
「彼は休んだけど人間の成長はやめなかったんです」と言う健人くんの言葉。私も成長をやめずにいられたかな。
暗闇こそ自分のこと見つけやすかった。
私も決断をした。
お医者さんから復職の許可も出て
戻ってきて欲しい、と言ってくれる職場がある。
私もまだ始まったばかり
これからもSexyZoneと共に夢のまた夢のまた夢を追いかけて。